番外編 弁理士試験合格に役に立った裏技アイテム5選

2022年1月29日

こんばんはきさらぎです。これまでも弁理士試験合格に必要な書籍を紹介してきました。

論文試験合格に必要な書籍
論文試験合格に必要な書籍 パート2

しかし、書籍のように直接的に役に立つもの以外にも勉強環境を助けてくれるものや、試験中にあるとちょっとだけ有利になるものがあります。そこで本日は番外編として、弁理士試験に役に立ったちょっとした裏技アイテム4選についてご紹介したいと思います。

宝箱

ペグシル(論文試験で役に立つ)

 これは競馬場のマークシートを塗りつぶすための鉛筆です。短答試験では、マークシートを塗りつぶすのに使えますし、論文試験では貸与条文に挟むことができます。とくに論文試験では、答案構成には条文番号のみを書いておき、解答用紙に記載するときに条文を参照しながら正確に書くなんてことも多いかと思います。こんな時は参照するページにしおりのようなものを挟みたいと思うことがありますよね。
しかし紙ちぎって挟むことは禁止されていますし、ペンを挟むとしてもペンは太さがあるのでたくさん入れることは困難です。一応定規は持ち込みが許されているようですがいくつも持っているのはちょっと怪しいです。
ペグシルは一応ペンなので持ち込みが可能ですし、クリップがあるので挟みやすいです。また平べったいのでいくつも挟むことができます。
まずは答案構成で論点となる条文をピックアップし、ペグシルをしおり代わりに挟んでおきます。
答案構成が終わったら実際の答案を書いていきますが、この時にペグシルを挟んだ条文を参照しながら解答できます。

芯が0.3mmのシャーペン

私は 論文の答案構成はシャーペンで書いていました。消しゴムで消すことができるからです。
また答案に書くことを構成用紙(A4)の用紙内に全て書き出して一覧性を確保したかったため小さく書けるペンを探していました。上記のシャープペンシルは0.3mmですので、かなり細かく文字が書けてお気に入りでした。短答試験のときに活躍する4法対照条文に書く込みするときも使えます。

電波腕時計

 論文試験ではタイムマネージメントが大変重要になってきます。なので時計は必須です。置時計を使用している人もいますが机の上にものを置くとスペースをとられてしまうので腕時計の方が良いでしょう。さらに電波時計だと余計なメンテナンスなしで常に正確な時刻を刻んでくれます。
上記の時計は、電波時計でデジタル表示なので重宝しました。Gショックなので強いですし、なんといっても他のGショックと違って樹脂バンドではなく金属バンドですので夏場でも快適です。

バイブアラーム付きの腕時計

上記の時計と迷ってしまいますが、Gショックでもなければ電波時計でもありませんがバイブでアラームの設定が可能です。
例えば、答案構成にデッドラインを設けて、その時間になったら答案用紙への記載をスタートするといった決まりをつくっている受験生は少なくないかと思います。しかしながら本試験では得てして興奮状態になりデッドラインに気づかずに、時間切れで未完成答案となってしまうこともあります。
こんな時にお知らせしてくれる時計があればいいのですが、アラームが鳴ったらアウトです。しかしバイブであれば腕にしている自分のみにお知らせしてくれるので心強いものです。
Gショックブランドではなくカシオスタンダードのものになりますが、ユニークな製品だと思います。

 無地のA4ノート

論文の練習も慣れてくると全文書きをしないで答案構成のみすることになってくると思います。全文が書きをしすぎると手を痛める可能性がありますし、全文書き答案はある程度専門知識を持っている人が添削しないとあまり意味がないので答案作成時間がもったいないです。
ですので上級者については答案構成のみする勉強方法が良いと思います。
ここで答案構成にはA4の無地のノートを使用しましょう。
なぜなら本試で使用できるのがA4の無地の紙だからです。
論文試験を受けた方はわかると思うのですが、論文試験では答案用紙を一緒に問題文が閉じられたA4の冊子が配られます。とうぜんこの冊子には問題が記載されているのですが、白紙のページが設けられていてこれを答案構成に使うのです。このためA4の無地で練習しておくのがベストなのです。
蛇足ですが、論文試験では「はじめっ」と試験開始の合図がでてから一斉に受験生がこの冊子をびりびり破り始めます。これは問題冊子から答案構成用の紙を分離して、問題文を読みながら答案構成をするためなのですが初めて受けたときは衝撃的でした。

 だったらA4のコピー紙でもいいんじゃない?

 

確かにお気持ちはわかりますが紙だと部屋が散らかります。答案構成のたびに紙が増えていくので捨てるか、ファイリングする必要がでてきます。答え合わせした後捨てることにしていたとしても、「今回は重大なミスをしたからとっておこう」とか思ってファイルに閉じたりすると管理しにくいのです。またあとで見返したりするためにもノートの方がよいのです。論文対策も佳境になると論文の過去問を網羅的にやることになります。前回できていたっけ?みたいな感じで前のページを確認できるのはメリットになります。