平成30年弁理士短答試験終了(短答試験から論文までの過ごし方)

2022年1月29日

こんにちは

弁理士きさらぎです。

平成30年弁理士試験 短答試験

5月20日は弁理士試験の短答試験でした。
平成30年の弁理士試験志願者数は3977人。昨年(4352人)よりも400人近く減っていましたね。
短答試験の解答ですがLECとTACで解答が違っているところが4か所あったみたいですね。
結局、特許庁が発表した解答は4問ともLECの解答が正解だったみたいです。

短答試験から論文まで気を付けたこと

さて、私が短答試験から論文まで気を付けたことを紹介します。

時間を買う

論文まで時間がありません。他の受験生も猛烈に追い上げてきます。特に初心者はこの時期に信じられないほどレベルアップしてきます。何とか他の受験生よりも多くの勉強時間を確保したいところです。私はこの時期タクシーで移動していました。

タクシーに乗る人

最寄り駅から会社までが20分ほどあるのですが、会社から帰るときに時間をとられるのと疲れるのが嫌でほぼ毎日タクシーでした。時間の節約になるばかりでなく、「贅沢をしてしまった。。」という罪悪感(笑)から勉強を頑張れるようになります。
しかも初乗り料金も安くなりましたから、この距離をタクシーで移動したところで500円×30日で15000円ですよ。来年の答練の費用に比べたら安いものです。社会人は時間がない分をお金で埋めましょう
また食事についてもできるだけ時間をとられたくありませんでした。
しかしながら、この時期は仕事&勉強で娯楽がありませんのでご飯だけが楽しみといっても過言ではありません。毎晩コンビニ弁当を食べるという気にはなれませんでした。
そこで、家の近くのお気に入りの定食屋や弁当屋に、帰宅前に会社から電話をして弁当を予約して、受け取って家で食べていました。
こうすることで待ち時間は最小限に抑えられます。
弁当1つで電話注文するのはちょっと気が引けましたが、店員さんは快く対応してくれました。
ポイントとしては宅配ではなく、持ち帰るところです。
宅配だと、配達されるまでの間の時間が中途半端で勉強できないからです。

 時間の節約方法についてはこちらの記事でも紹介しています。

時間がない!!サラリーマン必見!勉強時間を増やすためのテクニック

過去問から離れない

ベテラン受験生はこの時期に基本的な勉強が一通り完了して、新しいことに手を出しがちです。
マニアックな問題や、審査基準、まったく有名でない判例などです。
しかし弁理士試験は毎年似たような基本的な論点が問われるため、マニアックな問題に手を出すのは危険です。
上級者ほど、問われてもいない難しい論点を論じて自滅しやすいのです。
基本的な勉強が完璧に終わったと思っていても意外と抜けているものです。
この時期には新しいものには手を出さずいままで勉強してきたことや基本的なことを繰り返し、学習すべきです。
試験から確実に離れないための勉強って何になるでしょうか?
その答えはずばり過去問です。
なぜなら、実際に過去に出題された問題だからです。
確実に試験でる範囲ですし、この試験の合格者に求められている知識です。
よく、過去問に出た問題はもう出題されないから勉強する必要がないという人がいます。
確かに全く同じ問題は出るはずがありません。
しかし、弁理士試験では事例を変えて同じような論点が繰り返し問われているのです。
過去10年間の論文の過去問を繰り返しやってみればわかります。

朝と夜で均等に勉強する

私は夜型で、通常は仕事を終えてから夜に勉強をしていました。
しかし、朝のほうが自分の頭がすっきりしていることは薄々感ずいていました。そしてそのような感覚は年齢を重ねるほど強くなっていました。
そこで、夜の勉強を1時間くらい早く切り上げて、朝の頭のゴールデンタイムを活用することにしました。本当は嫌でしたが朝早起きしてちょっと勉強していました。効果があったかは謎ですが、藁はも掴む思いでした。
朝の勉強は家でやるとどうしても2度寝してしまうんですよね。
そのため会社の近くのコーヒーショップに開店と同時に入店しモーニングセットを食べてから勉強したりしていました。
こちらもお金がかかってしまうのですが、仕方ないです。

短答試験から論文まで気を付けたこと

 時間節約のためタクシーで移動していた。

 時間節約のため弁当を予約して受け取っていた。

 審査基準やマニアックな判例に手を出さなかった。

 過去問を中心に勉強した。

 朝と夜で均等に勉強した。

 

調査

Posted by kisaragia